精油の禁忌・注意事項一覧 ハ行

ハ行から始まる精油(22種類)の学名と別名、禁忌と注意事項

事故を未然に防ぐため、危険性が確実ではないものであっても、その疑いがあるものは禁忌と注意事項に記載している場合があります。

注意事項

アロマテラピーを行う場合は、

  1. 医師法や薬剤師法、薬機法等の関連法を遵守し
  2. 使用する精油や植物油について、事前に禁忌や注意事項を必ず確認し
  3. パッチテストを行い、問題無いことを確認してください。

パイン

学名

Pinus pinaster

別名

松葉、フランス海岸松、メリタイムパイン

禁忌・注意事項

希釈して使用することが望ましい(皮膚刺激の可能性があるため)。

バジル

学名

Ocimum basilicum ssp. basilicum

別名

スィートバジル、メボウキ

禁忌・注意事項

皮膚を荒らす危険があるため、50%以下に希釈して使用する(チャビコールメチルエーテルを多く含むため)。

パチュリー

学名

Pogostemom cablin

別名

パチョリ、パチューリ、カッコウ

禁忌・注意事項

ホルモン依存型ガン疾患、乳腺症の人に使用しない(セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用の可能性があるため)。

バルサムモミ

学名

Abies balsamea

別名

カナダバルサムノキ

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

パルマローザ

学名

Cymbopogon martini

別名

ロシャ、インディアン・ゼラニウム

禁忌・注意事項

妊婦には使用しない。例外として、出産時に使用することがある(ゲラニオールに子宮収縮作用があるため)。

バレリアン

学名

Valeriana officinalis

別名

セイヨウカノコソウ、ケッソウ

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ヒソップ

学名

Hyssopus officinalis

別名

ヤナギハッカ

禁忌・注意事項

  • 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い人(老人)、てんかん患者に使用しない(ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため)。
  • 低濃度で注意して使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
    ※ケトン類のピノカンホンやイソピノカンホンを多く含有し、少量ながらツジョンも含有するため。

ヒソップ(ほふく性)

学名

Hyssopus officinalis

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ヒマラヤスギ

学名

Cedrus deodara

別名

ヒマラヤシダー、デオドラントシダー

禁忌・注意事項

乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い人(老人)、てんかん患者に使用しない(ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため)。

プチグレン

学名

Citrus aurantium ssp. amara

別名

ペチグレン、ビターオレンジ(リーフ)

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

フェンネル

学名

Foeniculum vulgare

別名

ウイキョウ、茴香

禁忌・注意事項

  • 乳幼児・妊婦に使用しない(フェンネル精油全体の作用から)。
  • ホルモン依存型ガン疾患、乳腺症の人に使用しない(trans-アネトールにエストロゲン様作用があるため)。
  • フェンコンを3%以上含む場合は、乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い人(老人)、てんかん患者に使用しない(ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため)。
  • フェンコンを3%以上含む場合は、低濃度で注意して使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
    ※ケトン類に神経毒性があるため。

ブラックスプルース

学名

Picea mariana

別名

スプルウス、クロトウヒ

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

フランキンセンス

学名

Boswellia carterii

別名

ニュウコウ、乳香、オリバナム

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ペッパー

学名

Piper nigrum

別名

コショウ、胡椒

禁忌・注意事項

希釈して使用することが望ましい(皮膚刺激の可能性があるため)。

ペパーミント

学名

Mentha x piperita

別名

セイヨウハッカ、オランダハッカ

禁忌・注意事項

  • 3才未満の乳幼児に使用しない(咽頭痙れんのリスクがあるため)。
  • 3才以上の幼児には、低濃度で注意して使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
  • 妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い人(老人)、てんかん患者に使用しない(ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため)。
  • 高血圧症の人には、注意して使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
  • 広範囲に使用しない( l-メントールを多く含むため)。

ヘリクリサム

学名

Helichrysum italicum ssp. serotinum

別名

イモーテル、ストローフラワー、ムギワラギク

禁忌・注意事項

乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い人(老人)、てんかん患者は注意して使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
※ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため

ベルガモット

学名

Citrus aurantium ssp. bergamia

別名

ベルガモットオレンジ(ピール)

禁忌・注意事項

  • 肌に塗布後4~5時間は、直射日光(紫外線)に当てないようにする(フロクマリン類に光毒性があるため)。
  • 希釈して使用することが望ましい(皮膚刺激の可能性があるため)。

ベルガモットミント

学名

Mentha x citrata

別名

オレンジミント、オーデコロンミント

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ベンゾイン

学名

Styrax benzoe

別名

アンソクコウ、安息香、アンソクコウノキ、ガムベンジャミン

禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ホーウッド(木部)

学名

Cinnamomum camphora CT(Linalool)

別名

芳樟(ホウショウ)

 禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ホーリーフ(葉)

学名

Cinnamomum camphora CT(Linalool)

別名

芳樟(ホウショウ)

 禁忌・注意事項

使用方法・使用量の目安に準じて使用すれば、禁忌・注意は無しと考えられる。

ポンテローザパイン

学名

Pinus ponderosa

別名

ポンテローサマツ

禁忌・注意事項

乳幼児や敏感肌には50%以下に希釈し、注意をして使用する(長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避ける)。
※チャビコールメチルエーテルに皮膚を荒らす危険があるため。

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