情報をシェアするということ
以下、私個人の考えで、誰にも強要したりするつもりはありませんので、ご容赦ください。
インターネットが普及したことによって、誰もが溢れるばかりの情報に触れるようになりました。
それまでは図書館に行ったり、本を買って読んだり、学校に行って学んだりという方法で情報や知識を得ていたものが、誰でも簡単に得られるようになりました。
そうして得られた情報や知識は、山のようにどんどん積まれていくばかり。
でもこれらは本と違って場所はとらないし、パソコンのハードディスクなどの記憶媒体の価格も劇的なスピードで低下していることも手伝って、重要なものも、そうでないものも区別できないくらい莫大なデータ量を、一個人で抱えています。
脳は鍛えれば鍛えるほど記憶できる容量が増えるのかもしれませんが、私の脳はそうでもないようで、直ぐに容量オーバーとなります。そうなると脳は、次から次へと入ってくる新しい知識を入れるため、あまり必要でないものを勝手に消してるみたいですね。重要なものも含めて…(T_T)
そこで私は考えました。
どうせ消えてしまうのならば、新しく入手したものでも重要なものでも何でも(他人の権利を侵害しなければ)、このブログのようなものにどんどん公開してしまえばいいと。そうすれば新しいものがどんどん入ってくるだろうし、公開した情報はきっと、どこかで誰かの役に立つこともあるのではないかと思うんです。
例えるなら…欲しいと思って買った服が数年間タンスの肥やしになった後に、リサイクルショップで「100円でもねぇ…」と渋い顔で買い取ってもらうくらいなら、着ないとわかった瞬間に誰かに上げたほうが有効に活用いただける、そんな感じでしょうか。
インターネットもそうですが、論文も特許も情報をシェア(共有)するためにあるのだろうと思います。自分のアイディアや研究結果を自分だけのものにするのなら、論文や特許など不要だと思うのです(もちろん権利を主張するという側面は否定しません)。
ですから例え自分が大金を支払って得た知識であっても、それが誰かに活用いただける可能性があるならば、私はどんどん公開していきます(その代り、その情報の正確性や重要性については、読んだ人にその判断を委ねることになりますけれど)。
水がいっぱいに入ったバケツには、新しく水を入れることは出来ません。
頭の中もきっと同じで、新しい知識を入れるためには常にスペースを確保しておくことが重要で、それが新しい知識を得るコツではないかと思っています。
と、11月に行う予定の講座、「間違いだらけのWeb集客」のネタの一部を書いてみました。また思いついた時に書いてみようと思います。