フレッシュなカモミールは、ミルクティーで
一昨日、ニイクラファームさんにお邪魔をした際に、新倉専務さまから教えていただいたハーブのことを、数回に分けてシェアさせていただきます。
まずは、カモマイルジャーマンを見学した際のアドバイスです。
こちらは、カモミールのジャーマン種です。ローマン種より香りが強いです。カモミールとはギリシャ語で『地上のリンゴ』という意味で、青リンゴの香りに似ていると思います。なおローマン種は花以外も香りますが、ジャーマン種は花に香りがあります。
通常ハーブティーに使うのは乾燥された状態のものですが、生のフレッシュなハーブは全然違います。乾燥されたものは薬臭いですが、生のものは、とてもフルーティーです。
お勧めなのはホットミルク。ハーブティーだと水溶性の成分しか抽出されませんが、ホットミルクだと牛乳に脂分があるので、脂溶性の成分も抽出され、より沢山の成分が身体に取り込めます。
面白いのは、脂溶性の成分が溶け込んだ結果だと思うのですが、砂糖を入れなくても、かなり甘いミルクティーが出来ることです。甘いものが好きだけど、砂糖は控えなければならない方は、ホットミルクにしていただくと、カモミールの香りがする甘いミルクティーをお飲みいただけます。
またジャーマン種の場合は抽出させる部分が花ですが、葉や茎も使用したいという場合や、ジャーマン種の香りはきつくて苦手という場合には、ローマン種を使っていただくと、落ち着いた香りになるかと思います。
以上が、ジャーマン・カモミールを説明された際の、新倉専務さまからのアドバイスでした。ご参考まで。